エネルギー転換、持続可能な社会を目指し 水素エネルギー産業発展を加速させるフランス

Asako MATSUKI - 28/05/19

エネルギー転換、持続可能な社会を目指し水素エネルギー産業発展を加速させるフランス
6月24~26日 フランス企業・クラスター13社/機関が来日

6月24日(月)~26日(水) 次世代エネルギーとして期待される水素エネルギー関連のフランス企業・機関13団体が来日し、フランスの強みを紹介するとともに日本の水素技術、エコシステムを視察、日仏技術交流を図ります。24日(月)には関係者を招聘しフランス大使館にて「日仏水素モビリティセミナー」を開催します。

フランスは近年、電力の脱炭素化を推進し、環境に負荷の少ない持続可能な交通の実現に向け、水素が確実な代替案となり得ることを示してきました。国立科学研究センター (CNRS) と原子力・代替エネルギー庁 (CEA) を中心に、次々と出現する革新企業が世界初の技術を生み、水素エネルギーや燃料電池の領域における研究・イノベーションの推進国として重要な役割を担ってきました。自動車では、部品製造のプラスチック・オムニウム(Plastic Omnium)、フォルシア(Faurecia)、ミシュラン(Michelin)、マクフィー・エネルギー(McPhy Energy) 、シンビオ(Symbio)、重工業では、日本参入の先駆者であるエア・リキード (Air Liquide)、宇宙航空のサフラン(Safran)、電力・ガス大手のエンジー(Engie)、造船のナバルグループ(Naval Group)など国際企業も水素エネルギーに注目しています。

2050年には、フランスにおけるエネルギー需要の20%が水素エネルギーで賄われ、駐車場での供給電力の18%は水素エネルギーで補充、5500万トンのCO2排出削減につながると見込まれています。フランスの水素エネルギー市場はこうした背景をもとに活況をきわめ、水素発電の開発プロジェクトは、デモンストレーション段階から、実用を想定した実証実験へ移行しており、国際的に活躍するフランス企業も増加しています。自治体でも水素利活用のプロジェクトが進められています。先陣をきったのは北西部ノルマンディー地方で2016年にEas-HyMob (Easy AccesS to Hydrogen Mobility)プロジェクトが立ち上げられ、域内に一日あたり20/50kgの水素を供給するステーション15ヶ所を設置、250台の燃料電池車への水素充填が可能なインフラ構築を目指しています。現在稼働している、ルーアンのステーションでは10台に水素の供給を行っています。これらステーションは、ノルマンディー地方の主要都市間の道路交通網へ繋げる予定です。また、オーベルニュ=ローヌ=アルプ地方では、Zero Emission Valleyプロジェクトが進んでおり、2019-2021年に、20ヶ所の水素ステーションを稼働させ、約1000台への供給を目指しています。同プロジェクトは、オーベルニュ=ローヌ=アルプ地方、EU、民間企業の資金援助を受けて運営されています。今後、フランスではこうした水素インフラ整備計画を積極的に推進していく意向です。

2017年1月以降、日本とフランスは、世界における水素利活用の普及を目指す、水素委員会に積極的に参加しています。同委員会は、気候変動に対する目標実現にむけた、化石燃料からのエネルギー転換を目指し、水素の利用を推進しています。フランス企業(エアリキード、エンジー、アルストム、トタル)、日系企業(本田技研工業株式会社、川崎重工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、岩谷産業株式会社)らが委員会のメンバーとして参加しており、現在はエア・リキードとトヨタ自動車が委員長をつとめています。

来日クラスター、企業への取材・商談のお問い合わせお待ちしております。

来日予定の企業・機関はこちら:

ロゴ

名称

事業内容

産業クラスター

産業クラスター

Vehicle of the future

 

ベイキュール・ド・フュチュール

産業クラスター (電気自動車、水素自動車、自動車部品/材料、モビリティサービス等) ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ、グラン・テスト地方に所在。

産業クラスター CARA

 

カラ

産業クラスター (都市交通システム、自動車の開発、ITS、自動運転、エネルギーミックス等) オーべルニュ=ローヌ=アルプ地方に所在。

 

地方自治体、公的機関

ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ

地方経済開発局

 

ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地方への投資誘致を行う。外国企業の進出プロジェクトを支援。

REDON Agglomeration  

ルドン地域 自治体

 

ルドン・アグロメラシオン

北西部の主要都市レンヌ、ヴァンヌ、ナントを結ぶ地域。モビリティサービスと産業発展にむけ水素事業開発プロジェクト『H2X』を推進。企業、自治体、住民のプロジェクト参画を促し、水素エネルギーのエコシステム確立を目指す。

 

H2X SYSTEMS

 

H2X SYSTEMS

 

REDON AGGROMERATIONの『H2X』プロジェクトの運営会社

INERIS

仏国立産業環境リスク研究所

 

イネリス

フランス環境省管轄の研究機関。環境および産業のリスクマネジメントを行う。オー==フランス地方所在。

企業

ARAYMOND

 

レイモン

自動車産業におけるファスニング、アセンブリソリューション。クリッピング、コネクタ、ボンディングなどの専門技術を開発。

ATAWAY

 

アタウェイ

オンサイト型小型水素ステーションを開発するスタートアップ 

PLASTIC OMNIUM

 

プラスチック・オムニウム

大手樹脂部品サプライヤー。

 

SCHRADER

 

シュラダー

バルブメーカー。2018年より太平洋工業株式会社の子会社。

 

SNCF DIRECTION

INNOVATION&RECHERCHE

 

エスエヌセーエフ

仏国鉄SNCFのイノベーション開発担当部門。公共鉄道事業グループ全体の新技術開発(IoT、コネクテッド・カー、ロボット技術、ビッグデータ等)。

STAUBLI

 

ストーブリ

メーカー。コネクタ、ロボット、繊維機械の3事業を柱とするグローバル・メカトロニクス・ソリューション・プロバイダー。

UGITECH

 

ユジテック

 

ステンレス鋼メーカー シュモルツ・ビッケンバッハ・グループ。フランス・ユジーヌの工場で、あらゆるタイプ(棒鋼、線材、伸線)のステンレス鋼を製造。

 

フランス貿易投資庁-ビジネスフランスについて
経済の国際化を促進する政府機関。フランス企業の国際展開と貿易振興、また外国企業のフランス進出を支援。
フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム(V.I.E)の発展も担う。世界58カ国に在外事務所を構え、1500人のスタッフが、国際的な官民ネットワークのもと活動し、企業へのサービスを提供。詳細はウェブサイトをご参照ください。www.businessfrance.fr

 

商談についてのお問い合わせ

エネルギー担当  水田 真紀

Tel : + 81(0)3 57 98 61 19

maki.mizuta@businessfrance.fr

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asako.matsuki@businessfrance.fr

 

 

 

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フランス貿易投資庁-ビジネスフランスとは フランス経済の国際化を促進する政府機関。フランス企業の国際展開と貿易振興、外国企業のフランス進出を支援します。フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム(V.I.E)の発展を担います。世界58カ国に在外事務所を構え 1500人のスタッフが、国際的な官民ネットワークのもと活動、企業向けにサービスを提供しています。 フランス貿易投資庁-ビジネスフランス日本事務所のTwitterアカウントでは最新情報を配信しています!ぜひフォローよろしくお願いいたします!    

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