フランスのDawex社 データエコノミー開発促進に向け500万ユーロを調達

Asako MATSUKI - 27/05/19

伊藤忠、アマデウス、ブイグ、仏預金供託公庫が投資、データ共有技術を支援 

データ・エクスチェンジのリーディングカンパニーで、最大のデータマーケットプレイスを運営する仏Dawex(ダウェックス)社は、500万ユーロの資金調達ラウンドを発表しました。今回の投資には伊藤忠商事株式会社(ITOCY)、旅行業向けITソリューション大手 Amadeus(アマデウス、AMS.MC)、 フランスの建設大手Bouygues Construction (ブイグ・コンストラクションBOUY.PA)のほか、フランスの個人起業家もDawex社の資本に参入、さらに歴史あるフランスの投資機関 フランス預金供託公庫(Caisse des Dépôtsケス・デ・デポ)も、系列の地方銀行(Banque des Territoiresバンク・デ・テリトワール)を通じて出資者に加わりました。EU最大の研究・イノベーションプログラムHorizon 2020(ホライゾン2020)から獲得した助成金250万ユーロを含め、設立以来の調達資金額は、累計1,200万ユーロ超にのぼります。Dawex社の共同創設者Fabrice Tocco(ファブリス・トッコ)とLaurent Lafaye(ロラン・ラファエ)は主要株主として、引き続き同社の事業・戦略を担っていきます。 

AIIoTの普及に、スマートシティの出現、そして完全自動運転車などのイノベーションの潮流のなかで、価値あるデータが大量に生成、分析、取引されるようになりました。セキュリティが確保されたデータマーケットプレイスやデータ取引プラットフォームを使用して、企業や組織が戦略的にデータを利活用できる、新しいデータドリブン(データ主導型)エコシステムが出現しつつあります。 

2015年以来、DAWEX社の使命は、企業・組織間のデータ共有を容易にし、データエコノミーがスムーズに発展するような環境を整えることです。今回の新しい資金調達ラウンドは、Dawex社が、データエクスチェンジプラットフォームのトップランナーになるという大きな目標達成を支援するものであり、欧米での開発を加速し、アジア・中東での地位を確立し、技術とイノベーションへの投資を推進するものです。 

「今日勃興しつつあるデータエコノミーに向け、当社はグローバルに展開する多様な事業を通じて蓄積したビッグデータを活用するためのバリューチェーンを構築して参ります。」と伊藤忠商事株式会社 情報・金融カンパニー 情報・通信部門長 今川聖氏は述べています。「当社は、データ主導型エコシステムの有望なソリューションとして、使い勝手の優れたダッシュボードや、ブロックチェーンで保護されGDPR等の規制を満たすDawex社のグローバルデータマーケットプレイスデータエクスチェンジプラットフォームに注目しています。今回の投資を通じ、アジア市場においてDawex社の事業を拡大させ、将来は当社独自のデータエクスチェンジプラットフォームを運営したいと考えています」 

Dawex社共同創設者兼CEOのローラン・ラファエは「データエコシステムは、既存の競争原理を再定義するため、データドリブンな企業こそが、きたるデータエコノミーの主導権を握ることになります。そしてそのデータドリブンになるためには企業文化や発想の転換だけでなく、新しいデータ規制に則って、社内外のデータ共有を加速、効率化、保護するための適切な技術も必要です。これこそがまさにDawex社が提供するものです」と述べています。 

おなじく同社共同創設者兼CEOファブリス・トッコはこう付け加えます。「このような、業界のリーディングカンパニー各社や組織がDawex社のデータ取引技術に出資参画することを大変喜ばしく思っています。彼らに当社のイノベーションを支援いただくことで、データエクスチェンジプラットフォームが今日の企業・組織間で担っている戦略的役割が明確になるとともに、未来の経済に大きく影響を与えることを示唆しています」 

農業、航空・宇宙、自動車、金融サービス・保険、建設、エネルギー、物流・交通、小売、電気通信、観光・ホテルなど 20を超える業界7,000にのぼる組織がDawex社のグローバルデータマーケットプレイスデータエクスチェンジプラットフォーム技術を用い、安全かつ効率的に直接、データを相互に取得し、商品化、共有しています。Dawex社のソリューションは企業向けで拡張性が高く、ブロックチェーンのような新技術も組み込まれています。 

Dawex社のデータエコノミーに関する専門知識は大手分析調査会社・機関に認められています。Dawex社はCyberSec4EuropeData Pitchといった欧州プロジェクトのコンソーシアムメンバーで、サンフランシスコで開催されたフレンチアメリカン ビジネスアワード2018で金賞を受賞しています。 

 

Dawex社について

Dawex社は、データ・エクスチェンジのリーディングカンパニーで、最大のデータマーケットプレイスを運営しています。企業や組織が安全かつ効率的に、コンプライアンスに則って、直接データを取得、販売、共有できるプラットフォームを提供しています。20を超える業界の7000社以上の企業・組織がDawex社のグローバルデータマーケットプレイス  データエクスチェンジプラットフォーム 技術により、自社のデータ戦略を構築しています。2015年に設立、本社所在地はフランス、リヨン市。パリ、サンフランシスコ、モントリオールに事務所を構え、アジア、中東へ事業を拡張しています。www.dawex.com

 

伊藤忠商事株式会社について

伊藤忠商事株式会社は、1858年に初代伊藤忠兵衛により創業以来150年にわたり事業を営む総合商社です。現在は世界63ヶ国に約110の拠点を持つ大手総合商社として、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において国内、輸出入及び三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開しております。www.itochu.co.jp/

 

アマデウスについて

「旅行の力は拡大し、アマデウスは旅行を進化させる」アマデウスは世界の旅行業界へ先進のテクノロジーソリューションを提供する大手プロバイダーです。アマデウスのソリューションは、旅行者と旅行代理店、サーチエンジン、ツアーオペレーター、航空企業、空港、ホテル、バス、鉄道会社をつなぎ、旅行者が望む旅を提供します。同社の目標は、旅行の未来を形作ることです。www.amadeus.com

 

ブイグ・コンストラクションについて

ブイグ・コンストラクションは、60か国以上で事業を行う世界的な建設大手企業です。建設、インフラ、重工業分野における設計、建設、運営プロジェクトを推進します。 環境に配慮した持続可能な建設を尊重する同社は、付加価値あるリソースとしてのイノベーションを重視しています。 www.bouygues-construction.com/en

 

フランス預金供託公庫(Caisse des Dépôtsケス・デ・デポ)について

フランス預金供託公庫および支社は、公益事業に長期的に融資し、フランスの地方自治体の経済発展を支援しています。5つの専門分野にわたる事業を推進しています。:年金・職業訓練、アセットマネジメント、系列子会社や戦略的株主のモニタリング、事業融資(Bpifrance フランス公的投資銀行)、地方銀行(Banque des Territoireswww.caissedesdepots.fr/en

 

本件に関するお問い合わせ

フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス 松木麻子

TEL 03-5798-6149 |  asako.matsuki@businessfrance.fr

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フランス貿易投資庁-ビジネスフランスとは フランス経済の国際化を促進する政府機関。フランス企業の国際展開と貿易振興、外国企業のフランス進出を支援します。フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム(V.I.E)の発展を担います。世界58カ国に在外事務所を構え 1500人のスタッフが、国際的な官民ネットワークのもと活動、企業向けにサービスを提供しています。 フランス貿易投資庁-ビジネスフランス日本事務所のTwitterアカウントでは最新情報を配信しています!ぜひフォローよろしくお願いいたします!    

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