フランス経済の国際化に関する報告書 2017年

Asako MATSUKI - 06/04/18

フランス貿易投資庁-ビジネスフランスは4月3日、2017年の対仏直接投資結果をまとめた「フランス経済の国際化に関する報告書」を発表しました。

2017年、外国企業による対仏投資プロジェクトは1,298件にのぼり(対前年比16%増、週平均25件のペースで投資プロジェクト成立) 、33,489人の雇用が維持・創出されました(参考:2016年のプロジェクト数1,117件、雇用数30,108人)。初めて対仏投資を行った企業数は412社にのぼり、全体の32%を占めました。プロジェクト全体の50%は新規拠点開設(対前年比14%増)、42%は既存拠点の拡張プロジェクトが占めました(対前年比22%増)。

日本は、65件の雇用創出プロジェクトを達成し、対仏投資国第5位を維持(中国と同位)、これにより1,926人の雇用創出・維持を記録しました。拠点の機能をみると、生産(32%)と意思決定機関(32%)で、その多くが初の対仏投資案件(28%)でした。産業でみると、全体の70%以上が製造業を占め、機械・機械設備(14%)が優勢でした。

日系企業による主要プロジェクト(2017):
富士通株式会社:フランスのデジタル革新を支援するイノベーションプロジェクトを立ち上げ、今後5年間で5千万ユーロ以上の投資を発表。

株式会社アシックス:オクシタニー地方、モンペリエ空港地域のモーギオに3万8千平米の物流拠点を新設する。2019年末の稼働、約100名の雇用を見込む。従業員の半数はガール県ガラルグ=ル=モンテュにある同社の物流拠点から移転する予定。

トヨタ自動車株式会社:オー=ド=フランス地方、ヴァランシエンヌ近郊オナンにあるトヨタモーターマニュファクチャリングフランス社の工場に3億ユーロの投資を発表。同工場の生産設備・技術刷新を順次すすめていく。臨時雇用の従業員300人を無期限雇用に再契約し、生産能力が年間30万台レベルに引き上がるタイミングで新たに400人を採用する予定。

サラヤ株式会社:グラン・テスト地方ムーズ県ヴェランスに本拠をおく洗浄剤衛生関連商品の仏メーカー、アヴニール・デテルジャンス社を買収。30人の雇用を維持。

日本電産株式会社:2016年に買収した同社の仏子会社、日本電産ルロア・ソマーホールディング社が、PSAグループと自
動車用トラクションモータの開発・生産・販売をおこなう合弁会社設立に向けた契約を締結。出資額は2億2千万ユーロ
にのぼり、日本電産ルロア・ソマー、PSA それぞれが50%ずつ出資する。新しい研究開発拠点は、イル=ド=フランス地方キャリエール=ス=ポワシーにあるPSAグループのパワートレイン開発拠点内に設置され、2019年末の開業を目指す。100人の雇用創出。

調査報告書全文(英語)

日本の対仏投資(2017年)

プレスリリース

 

 2017年対仏直接投資の概要

ダウンロード: ダウンロード可能ファイルなし
コメント
貿易投資庁-ビジネスフランスとは
フランス貿易投資庁 - ビジネスフランス フランス貿易投資庁 - ビジネスフランスは、フランス経済の国際化を促進する政府機関です。 フランス企業の国際展開と貿易振興、また外国企業のフランス進出を支援します。 フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム( V.I.E )の発展も担います。 2015 年 1 月 1 日、対仏投資庁( AFII )とフランス企業振興機構(ユビフランス)の統合により「フランス貿易投資庁-ビジネスフランス」が発足しました。 世界 70 カ国に在外事務所を構え、 1500 人のスタッフが、国際的な官民ネットワークのもと活動し、企業へのサービスを提供しています。   コーポレートパンフレットはこちらよりダウンロード可能です。 Twitter では、最新の日仏企業ニュース、フランスビジネス環境、フランスのデジタル産業、テクノロジー、展示会情報などを配信しています。 https://twitter.com/BFrance_Japan  

もっと読む

    
    You Buy France 

    

    Rail industry 

   

    Vivapolis  

   

    Healthindustry

   

    Axema

          
   
Facebook
プレス、メディアギャラリー、資料