ENTREPRENEURSHIP SCOREBOARD フランスの起業文化に関する調査報告

Asako MATSUKI - 02/03/18

2018年2月8日、フランス貿易投資庁-ビジネスフランスは、「フランスの起業文化(アントレプレナーシップ)に関する調査報告書 (Entrepreneurship Scoreboard)」を発表しました。特定の経済指標をもとにOECD加盟国のデータと比較分析することで、フランスの起業文化の勢力を示すものです。フランスは、過去25年におけるスタートアップ起業数でが欧州トップを記録するなど、起業が盛んな国のひとつとして急成長を遂げています。

1月22日、ベルサイユ宮殿で開催されたChooseFranceビジネスサミットには、世界のトップ企業経営者140人が招聘され、約35億ユーロの対仏投資が発表されました。欧州他国にくらべ、イノベーションや起業に前向きな世代、優秀な人材が多いことが理由として挙げられ、世界トップ企業がフランスに寄せる信頼を証明しました。

本書は、フランスの起業文化についての経済分析データと国際企業のサクセスストーリー(Bénéteau, Armor, Nutriset, トヨタ)を紹介しています。

企業の活力
2017年、フランスでは過去最高となる59万1千社が設立されており(対2016年比6,7%増)、OECD加盟国でも最も起業の多い国のひとつとなりました。フランスが持つイメージに反して、フランスにおける事業の継続性は良好で、フランスの起業文化を支える重要な指標となっています。さらにフランスでは2015年、企業の倒産率がわずか5.3%にとどまっており、欧州では最低水準に到達し、2016年の企業の倒産件数は対2015年比8%減を記録しています。

企業の財務
EYが2017年に発表したベンチャーキャピタルに関する最新の調査では、フランスが、ベンチャーキャピタルによる資金調達(件数および調達額において)で欧州第2位を記録しており、フランスのスタートアップによるベンチャーキャピタルの資金調達額は過去3年平均で19%増を記録しています。

企業の国際化
2015年以降、フランスは外国法人の子会社受け入れ国として欧州第1位で、2万8千社を擁しています。(参考:ドイツ2万7700社、英国2万2200社)。また、フランスに拠点を置く国際企業グループ数は、欧州他国と比較して最多で、これら企業グループはフランス国外に3万9千社の子会社を擁しています。(参考:ドイツ2万7600社、イタリア2万2400社)(データ:Eurostat)。
 
調査報告書全文はこちらよりご覧ください(英語)

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貿易投資庁-ビジネスフランスとは
フランス貿易投資庁 - ビジネスフランス フランス貿易投資庁 - ビジネスフランスは、フランス経済の国際化を促進する政府機関です。 フランス企業の国際展開と貿易振興、また外国企業のフランス進出を支援します。 フランスの経済国としてのイメージ向上、特に地方や企業の魅力を伝える広報活動を推進し、フランス国際企業インターンシップ・プログラム( V.I.E )の発展も担います。 2015 年 1 月 1 日、対仏投資庁( AFII )とフランス企業振興機構(ユビフランス)の統合により「フランス貿易投資庁-ビジネスフランス」が発足しました。 世界 70 カ国に在外事務所を構え、 1500 人のスタッフが、国際的な官民ネットワークのもと活動し、企業へのサービスを提供しています。   コーポレートパンフレットはこちらよりダウンロード可能です。 Twitter では、最新の日仏企業ニュース、フランスビジネス環境、フランスのデジタル産業、テクノロジー、展示会情報などを配信しています。 https://twitter.com/BFrance_Japan  

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